歯の話-はじめに&目次-
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【インビザライン矯正編】㉓マウスピースが曲がった!原因と対策 - ははとこと。自由な男子とママと時々パパの育児漫画-イラストレーターにいどゆうの子育てブログ-
インビザラインの矯正中、噛み合わせを治療するために使う顎間ゴム。
使わない人もいれば、数ヶ月だけの人もいますが、私の場合は約2年、矯正期間中ずっと付け続けなくてはいけません!
個人的な意見ですが、食後のフロスやアライナーのお手入れよりもゴムかけの方が断然辛い。
ネットで見たら顎間ゴムは2ヶ月ほど付けるのが一般的らしく、ずっと使うことは無いと書かれているページばかりで、矯正期間中ずっとゴムかけをする人の体験談は見つけられませんでした。
なので、2年半ほど顎間ゴムを使い続けた人間の感想(愚痴?)と付け方のコツをここに残しておきます。
顎間ゴムを付けた感想
・ずっと引っ張られてる感覚がキツい
頭痛の原因にもなります。以前書いた通り、辛すぎて一時的にゴムを外したこともあります。
・寝る時もずっと気になる
ゴムで口を閉じるように引っ張られてるから寝る時の食いしばりがつらく、眠りが浅くなりました。
これに関しては、さすがに2年くらい経ったら慣れたように思います。
・たまに外れる
喋ったり水を飲んだりする時にゴムが外れないか気になるストレスが常にあります。
大きなあくびをしたら外れてゴムパッチン状態。ちょっとだけ痛い。
矯正を初めて1ヶ月経ち、他のことには慣れても顎間ゴムだけはずーーーっとストレス!
アライナーのつけ外しは上手くなったけど、ゴムかけには時間がかかります。
この難しさはゴムの太さやボタンの位置によってかなり個人差がありそうです。
私の場合、右側だけ凄く外れやすいんです!
ゴムを引っ掛けるボタンのすぐ横にアタッチメント(出っ張り)があって、そいつが邪魔をしています。
引っ掛けてもすぐにパチン!と外れてイライラ。
何度もくり返しているうちに、自分なりに付けやすい方法を見つけました(※ それでも外れる時もありますが!)
顎間ゴムをかける時のコツ
その1:引っ掛ける順番をかえてみる
わたしの場合、最初歯科衛生士さんに指導された方法は「まずは下のボタンに引っ掛け、引っ張りながら上のボタンにかける」でした。
左の歯にはその方法ですんなりかけられたんですが、右側は逆に上から引っ掛ける方がやりやすかったです。
↓
最初に1番外れやすい部分から引っかける
↓
外れやすい箇所を指で押さえながら下のボタンにかける
↓
最後にゴムをギュッと押し込み外れにくくする
……というように、引っ掛ける順番をかえてみると少しやりやすくなる場合があります。
コツその2:ギュッと押し込む
さっきの手順にも書きましたが、ボタンの隙間に爪でギュッと押し込むのが一番成功率が高いことに気付きました。
ゴムは邪魔なポッチの上にしたり、難しい時は下に通したり。
この辺はボタンの角度によると思うので色々試してみてください。
コツその3:新しいゴムにかえる
ゴムは1日3回かえるように指導される人もいれば、1日1回だけの人もいるそうです。
ゴムが外れやすい場合は、取れてしまったタイミングで毎回新しいものに変えるのがおすすめ。
劣化しているとツルツル滑ってうまく引っかからないので、新しいものに変えたらうまくいくことが多かったです。
歯磨きのタイミング以外でゴムを捨てるのはもったいない気もするけど仕方ない、と割り切って1日に5、6回取りかえることもよくありました。
よく外れることを歯医者さんに伝えて、いつも顎間ゴムは多めにもらうようにしていました。
最終手段として、歯医者さんに相談してボタンを変えてもらう方法もあるそうです!
以上、顎間ゴムに悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
次回へ続く。