歯の話-はじめに&目次-
前回の話はこちら
私はもともと着色汚れが付きやすく、以前は3ヶ月に1度、歯石と着色汚れのクリーニングに通っていました。
矯正を初めてからは月に1回、インビザラインの定期健診をするたびにクリーニングをしてもらっています。
毎月3000円程度の出費は地味にイタい!
アライナーを付けていると唾液で汚れが流れにくくなるので、頑張って毎食後に歯磨きしていても、矯正していない時に比べると着色しやすいのは仕方ないことなんだそうです。
にいどさん、着色付きやすいよね。
何か心当たりある?
紅茶とチョコですかね…。
特に紅茶が大好きで、1日に5杯くらい飲みます。
あ~、紅茶かぁ。
それは着色しやすいね。
ブラックコーヒーを毎日飲むよりはマシかな~と思ってたんですが…。
コーヒーよりも紅茶の着色の方が残りやすいんだよ。
コップを洗う時、紅茶の茶渋ってなかなか落ちないでしょ?
確かに!
そこで、着色汚れを落とす歯磨き粉を勧められたんですが、歯がしみやすい私が現在愛用しているのはチェックアップルートケアという歯磨き粉。
↓
この歯磨き粉のおかげで毎月苦痛だった歯石取りの痛みが少しマシになっているので、歯磨き粉を換えることに抵抗がありました。
ただ、知覚過敏用の歯磨き粉は研磨剤があまり含まれていないので、着色を取るのとは真逆の効果。
(先述のチェックアップルートケアは研磨剤無配合です)
しかも私は歯茎が下がっていくのが嫌で、刺激の少ない極細歯ブラシを使っています。
これも着色しやすい原因のひとつです。
……ということで、私は着色の付きやすい行動ばかりしていることが判明しました!!
では、歯と歯茎に優しく、知覚過敏をケアしつつ着色汚れを落とすにはどうしたらいいのか。
着色の付きやすさやクリーニング回数について、先生と相談したことをまとめます!
歯列矯正をしていない人でも参考になると思うので、ぜひ参考にしてみてください!
※2024年現在の情報、個人の体験談です
クリーニングは何ヶ月おき?
まずは、クリーニングの回数について。
矯正を初めてから約1年、私は毎月1回歯石取りと着色除去をしてもらっていました。
先生曰く、
「家庭とは使用してるものが違うとはいえ、うち(歯科医院)で着色を落とすのも、結局は削ってるってことに変わりないからね。
歯にしみるのが気になるなら、多少研磨剤が入っていてもいいから着色を落とす歯磨き粉に換えて、クリーニングの頻度を抑えた方がいいよ。
にいどさんは歯石のできやすさには問題ないから、着色さえ気にならなければクリーニングは通常と同じ3ヶ月に1回でいいと思う」
とのことでした。
歯石ができやすかったり虫歯になりやすい人でなければ、歯磨き粉を見直してクリーニングの回数を少し減らすのもアリなんだ。
月1でクリーニングに通うのは多いと思っていたから、この提案はありがたい。
歯科医おすすめ!着色汚れを落とす歯磨き粉
先生におすすめしてもらった歯磨き粉は2種類。
Brilliant more Wブリリアントモア ダブル
ステインを浮き上がらせる成分をダブルで配合した歯磨き粉です。
細かい粒子の研磨剤入りで磨いた後が気持ちいい!
「着色が付きにくくなった」「磨いた後のスッキリ感が好き」などのレビューが多かったです。
価格は1本(90g)900円程度。
B+ ビープラス歯磨きペースト
歯の着色を吸着するタイプの歯磨き粉。 研磨剤不使用。
サンゴなど、天然由来成分が原料の歯磨き粉なので、幼児でも使えます。
オレンジ味もあるよ!
歯医者さんが 「これは他には無い成分。画期的な商品が出た。研磨剤が入っていないのにステイン除去が期待できるのは今のところB+だけなのでは」と激推し。
今のところ歯科医院での販売がほとんどで、ネットでの販売は少ないようです (※2024年現在、)。
価格は1本(100g)2500円程度。
どちらも、歯磨き粉にしては高額!!
矯正前は200円以下の歯磨き粉ばかり使っていた私は買うのをためらうお値段です。
でも1ヶ月3000円のクリーニングを3ヶ月に1度に減らせると思えば、手の出ない価格ではありません。
先生と相談したところ、今まで使っていた知覚過敏用の歯磨き粉を使いつつ、ステイン除去系の歯磨き粉を1日1回使用して様子を見ることにしました。
歯ブラシも、極細タイプのものから通常タイプへ変更。
歯茎を傷付けないために硬さは「普通」か「柔らかい」を使っています。
極細歯ブラシは歯と歯の間がスッキリするから好きだったんですが、考えてみると毎日フロスをしている人間はわざわざ極細タイプを選ぶ必要は無いんですよね。
歯磨き粉1ヶ月使用レビュー
歯医者さんおすすめのステイン除去系歯磨き粉2種類を1ヶ月間使用した感想です。
Brilliant more Wの使用感
ブリリアントモア ダブル 研磨剤が入っているけど、かなり粒子が細かいので歯をゴリゴリ削るような感じではないです。
歯磨きした後のツルツルが爽快でイイ感じ。
リピートが多いのも納得の歯磨き粉でした。
B+ ビープラス歯磨きペーストの使用感
研磨剤が入ってないのでザラつきが全くないペースト。
色は薄い茶色で、香りも独特ですがイヤな感じではないです。
市販によくある清涼感や辛みが無くてマイルドなのはさすが天然成分といった感じです。
着色汚れの落ち具合は?
肝心の着色汚れについては…。
どちらを使用しても、1ヶ月白い歯をキープできました!!
今まで2、3週間で下の前歯が茶色くなっていたのに、1ヶ月もつのは凄い!
茶色くなったのは磨きにくい歯の裏の一部のみでした。
※ホワイトニング効果はありません
※個人の感想です!個人差があります
どっちかが凄く白くなったということではなく、私の場合はどちらも同じくらい効果を感じました。
ツルツル・爽やかな使用感に関しては、ブリリアントモアに軍配が上がります。
一方で、ステイン除去、天然成分、研磨剤無配合、全てを求める場合はB+一択ではないでしょうか。
まとめると、
・矯正を始めた直後、治療で歯を削った後、歯肉が退縮しているなど、研磨剤無しで優しく磨きたい人はB+
というのがおすすめの選び方です。
以上!
これからも研究が進んでもっといい成分の歯磨き粉が(できれば安く)発売されることを期待しています。