漫画を描いてると面倒なのが背景!
効率化したくてブラシを自作してみました。
作ったのは木と草のブラシです。
雑草のようでもあり、芝生のようでもある……使いやすいように汎用的な草にしてみました。
葉脈とか何も描いてないシンプルな素材なのでリアルすぎず、エッセイタッチのイラストにも使いやすい感じになってます。
ほんわかした絵なのに背景だけ超リアルだと違和感ありますよね……。
スーパー絵師の繊細な素材は恐れ多くて使えないと言う方、お気軽にご利用ください。
葉っぱ1枚描いただけのお手軽ブラシなので、改良版を作ったらまたアップします。
ブラシ素材
自分で描くのが面倒な方はこちらの画像を保存してください。
フリー素材で報告も不要ですが、使ったよって教えてもらえたら喜びます。
このままだと小さなサムネイル画像を保存してしまうのでご注意ください!
※ご利用は自由ですが、この画像やブラシを使用したことによる不具合やトラブルには一切関与しません。
木・葉っぱブラシ素材
草ブラシ素材
メディバンでカスタムブラシの作り方
続いて、メディバンペイントでの自作ブラシの登録方法です。
画面はタブレット版のものです。
①画像を追加
メディバンペイントで新規キャンバスを開きます。
キャンバスサイズは500×500推奨。
「レイヤー一覧」上部の「+」から「画像を選択して追加」で、先ほど保存した葉っぱの画像をひとつだけ配置します。
②ブラシ追加
ブラシウィンドウ上部の「+」から「ブラシ追加」を選択。
草ブラシを作るなら「ビットマップ」、木・葉っぱブラシを作るなら「散布」を選択します。
今回は画像1枚だけを使用するので「マルチ」じゃなくても大丈夫。
次回は複数画像を使った改良版マルチブラシを作りたい……!
「キャンバスから追加」を選択します。
③設定方法
私はこんな感じに設定していますが、後からお好みでいじってください。
草の方は真横に生えたらおかしいので、控えめにランダム回転をかけています。
色ジッタ―はゼロでもいいけど、バーッと描くだけでそれっぽく見せたい場合は設定した方が楽かも。
自作ブラシでお手軽な草木メイキング
最後に使用例を置いておきます。
葉っぱブラシで 木や茂みを描く
①ベースの色でざっくり葉っぱのかたまりを描く
②下の方とか影のできそうな場所に暗い色を置く
③光が当たってそうな場所に明るい色を置く
④透明度を上げてなじませたり、奥の方にある葉っぱを描いたりする
木っぽいなにかが完成しました。
かなりお手軽ですが、デフォルメイラストの背景ならこれで十分です。
草ブラシで地面を描く
①ベースの色でバーッと描く
最初に一番奥を描いて、徐々にブラシサイズを上げながら手前を描きます。
②端の方に暗い色を置く
さっきと同様、一番奥から徐々にブラシサイズを上げて描きます。
③明るい色を少しだけ乗せる
④ベースの色でなじませる
明るい草の下部分が浮いてるような感じなので、そこを隠すようにベースの色を置きます。
草の下の方が不自然なのはこのブラシの欠点なのでぜひ隠してください。
⑤手前にちょっと草を生やして完成
奥行があった方が断然それっぽい。
使用例
さっきの草木にオーバーレイレイヤー1枚だけ重ねてキラキラにしました。
スパッタリングブラシで白をチョンチョンやったり、エアブラシのピンク・水色・黄をフワッと塗ったり。
レイヤー多いと面倒なので以上です。
にいどゆうは育児や仕事、学業の合間にサクっと日常漫画を描きたい人を応援します。
勝手に宣言してます。
(2021/06/23 誤字修正、注意事項追加)
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